皆さん、催眠と聞くとどのようなイメージを持たれますか?
- 怖い
- 怪しい
- 人格を操作される
などなど、ネガティブなイメージを持たれる方がいらっしゃる一方で、催眠からもたらせれる効果に過度な期待を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
ヒプノセラピーでいう催眠とは、テレビなどで見る催眠術ショーとは違い、私たちの日常において、1日に何度も体験している、至って普通の状態の意識のことを言います。
少し思い出してください。
好きな歌手や俳優さんなどがテレビに出ているのを見たとき。
夢中になってテレビを見てはいませんか?
そんなとき、家族の会話も邪魔に感じるかもしれません。
また、夢中になって物作りに集中しているとき。時間が経つのを忘れ、気がついたら数時間経っていた。
嫌々仕事をしているときや、嫌いな勉強をしているとき、時間が経つのが遅く感じる上に、頭の中には何も残ってはいなかった。
そんな経験をされたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして本を読んでいるとき。主人公の気持ちに入り込み、自分のことではないのに感情移入して涙が出てきた。
そのような体験をされた方もいらっしゃると思います。
ヒプノセラピーでいう催眠とは、自分の潜在意識に入り、深いリラクゼーションを体験し、夢中になったり集中する状態のことを言います。
セルフイメージの最適化です。つまり、なりたい自分になることができる最適な状態です。
ヒプノセラピーでいうセルフイメージの最適化をすることで、無意識にある思考と行動を連動させ、心身共に最高の状態を作り出すことで、望む状態を具現化させていきます。
例えば
- スポーツ
- 教育
- 医療など
スポーツ選手などがいう「ゾーンに入る」という状態です。
偉業とも思われ、誰にも真似することのできないような結果を出す人の多くは、このゾーンに入る状態を作り出す能力が高い人が多いとも言えます。
つまりセルフイメージの最適化が起きている状態です。
潜在意識に入り込む意識レベルは浅いこともあれば、痛みを感じにくくなるなど、かなり深い状態に入り込むレベルもあります。
夢中になっているときは怪我をしたことに気付かず、後になって痛みを感じ、怪我をしたことに気が付いた!などということもあるかもしれません。このような状態はとても深い催眠状態に入っています。
このようにヒプノセラピーの催眠療法は、潜在意識に深く入り、セルフイメージを最適化することで、人が持つ最高の状態を創り出せるよう、お手伝いをさせていただきます。
そして、催眠に入った状態をコントロールするのはガイドとなるセラピストではなく、クライアントさまご自身です。
眠っているときや、麻酔を掛けられ意識がない状態とは違い、常に自分の意識と繋がっている状態です。
何か不快な感覚や恐れを感じたとき、いつでもご自身でコントロールをし、今いる世界へと戻ってくることができます。
セラピーで上手く催眠に入れるか心配。そんな声を聞くこともありますが、「入らない」と心で決めているうちは入ることはありません。
そして「催眠に入る」と決めればどなたさまでも催眠に入ることができます。
そしてセラピストはあくまで案内役。安心して深い世界に入ることができます。